前回の記事では、井手さんがスポーツクラブエスタに入社後、メインで取り組んでいた『スイミング』のレッスンについてお話いただきました。
今回は『ジュニアスクール成約率100%に向けた取り組み』や『部下育成』『産休前の心境』など井手さんがありのままに語ってくださったことをお伝えしていきます。
ジュニアレッスンの体験に来てくれた子が実際に入会する=成約率。
高い水準を維持することが難しい中、井手さんを中心にエスタ香椎チームは、この成約率をほぼ100%を維持し続けています。
>成約率100%のために、どんなことに取り組んでいるのですか?
「誰かに任せるスタンスではなく、みんなで1つの目標に向かって協力しあったことが一番の要因だと思っています。
今まではコーチの指導スキルを上げることばかりに着目し、コーチ研修などに力を入れてきました。
でもお客さまが関わるのって、コーチだけじゃないんですよね。
体験に来て、最初にお客さまにお会いするのは『フロント』スタッフ。
フロントはお店の顔と言われるほど重要であるので、まずは関わるスタッフの人数を増やしました。
入金を担当するスタッフ、案内をするスタッフ、監視をするスタッフ…など。
多くのスタッフから保護者の方々も声かけられたり、子どものことも見てもらったりすると、安心してもらえるんじゃないかな〜と思うんですよね。
一人一人のお客さまへの関わり方をもう1度見直したり、『昨日入会とったよ!』『よかった!ありがとうございます!』と互いに喜びを共有したり・・・
フロントスタッフも、より成約率を意識することで、エスタ香椎全体に活気が溢れ、結果、成約率の向上につながったのではないかなと思っています。」
井手さん自身も成約率を担当するようになって、自分たちが今どこにいて、去年までと何が違って、どう改善していこう、という目標値が出来たとのこと。
そんな井手さんが一番悩んだのは『部下育成』。
「ちょっと怖がられたりするんですよね・・・」と。
「自分が若い時どうされてたかな?と思い返しながらやってたけど、まだ自分も人を育てるには若いし、エスタの経験がその人よりも多少あるだけで…。
人に伝えること、教えることの難しさを改めて感じました。
最初は、感情的になりがちだったり、人に優しく出来ない時期もあったけど、周りの人に相談したり、自分に置きかえて考えられるようになった。
自分も育ててもらったときにこういう言い方されたら頑張れなかったな、逆にこう言われたら頑張れる、嬉しい、やる気が出るなって。
自分にとっての当たり前が、他の人にとっては当たり前じゃない。
なかなか難しいけど、前よりは成長できたかなと思います。」
最初はクールな印象もありましが、お話をしてみるととても気さくで、明るく、話している相手にパワーを与えてくれるような方だなと感じました。
最後に、産休に入られる2週間前の心境を伺いました。
「今までノンストップで働いてきたので、実感が少なくて…。
休んでいる間にエスタの新店もできるし、職場の環境が普通の人以上に変わることには不安があります。
本当は新店のオープニングスタッフとして働きたい気持ちももちろんあるし…。
でも自分が望んでこうなっているから、そこはそこで割り切って前向きに考えています。
戻ってきた時には、プールの全レーンを使ってアクアビクスをしたいなと思っています!」
そんな井手さん、11月4日(水)に無事ご出産されました!!
おめでとうございます!
育休明け、また元気な姿で戻ってきてくれることを楽しみにしています^^!