8月下旬、高橋グループが米づくりを行っているうきはのつづら棚田で、2回目の草刈りをしてきました。
今回は拜郷さん、田村さん、大野さんの総務人事部メンバーに加え、なんと社長も参戦!
草刈り作業だけでなく、「棚田やうきはのことをもっと知ろう!」をテーマに掲げ、いざ出発です。
まず向かったのは、山の中腹に建つ「浮羽稲荷神社」。
太宰府天満宮の菅原道真公のなど三神が祀られており、商売繁盛、五穀豊穣、学問など多彩なご利益があると言われています。
約90基の朱色の鳥居が連なる階段を登っていくと、眼下には見晴らしの良い絶景が!
天気が良い日には原鶴温泉や甘木方面まで見渡せるそうです。
草刈り前の良い準備運動になりました(笑)
次に、うきは市役所のブランド推進課を訪問し、棚田の歴史や現状について学びました。
約400年前から続く歴史的な「つづら棚田」は、精巧に石が積み上げられた石垣が特徴で、その美しさから「日本の棚田百選」にも選ばれています。
しかし、担当者の方からのお話は想像以上に深刻でした。
過疎化や高齢化により、年々お米づくりや維持管理が難しくなっているという、日本の食を支える棚田が抱える危機的な現状を肌で感じることができました。
うきは市役所を後にし、次に向かったのは、今年で開駅25周年を迎えた道の駅うきは。
みんなが好きな道の駅ランキングで9年連続1位を獲得している大人気のスポットです。
さすが「フルーツ王国」と呼ばれるだけあり、店内にはぶどう、桃、梨など、みずみずしい旬の果物がずらりと並んでいました!
果物好きにはたまらない空間です。
いよいよ、つづら棚田へ。
遠くから見ると、稲もしっかりと育ち、まるで緑の絨毯を敷き詰めたような美しい景色が広がっていました。
みんなで軍手をはめ、帽子をかぶり、草刈り機や鋏を手に気合い十分!
雑草を刈ることで稲にしっかりと日光が当たり、風通しが良くなり、より美味しく実るために欠かせない大切な作業なのです。
また、イノシシ対策の電気柵がうまく機能するように、草が絡まないようにする目的もあります。
曇り空でしたが蒸し暑く、みんな汗だくになりながら、黙々と作業を進めます。
社長も率先して草刈り機を動かし、作業はどんどん進んでいきました。
はじめはサクサクと作業をしていけばいいかなと思っていましたが、思っていたより草が生えていて、誤って稲まで刈ってしまわないか、少し慎重になる部分もありました。
うきは市ブランド推進課の方のお話を伺った後ということもあり、お米づくりの大変さを痛感した時間でした。
草刈りから約3週間。
先日、高橋グループのお米も無事に収穫が完了しました。
例年、つづら棚田では彼岸花の開花時期に合わせて「彼岸花めぐり」というイベントが開催されます。
今年は9月20日(土)〜23日(火・祝)に実施されるようです!
お時間がある方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。