【vol.2】もっと、コミュニケーションを。
3月に訪れたアメリカ視察のこと。ビジネススクールを視察したのですが、人種も国籍も違う人たちがひとつの議題に対してディスカッションをしていました。何日もかけて議論を突き詰めていく。答えを出すことが目的ではなく、ディスカッションを通して新しい発見を得ていく。その光景に、衝撃を受けたんです。日本では一人が意見を言うと、周りは聞くだけのことが多い、控えめな文化だと思います。日本でももっとコミュニケーションが活発にとれる人が増えればいいのに。そう思ったんです。
だから、教育ビジネスに挑戦したいと思っています。たとえば、テニス+英会話。テニスという競技を残しつつ、教育的な要素を入れる。英語がしゃべれるようになることが目的ではありません。英語がきっかけとなり、コミュニケーションが活発になっていければと思っています。コミュニケーションをとれる人や成功している人は、自分から行動したり発言をしたりしています。スポーツを通し自ら行動できるような人材を育てていきたいですね。
まだまだ構想段階ですが、ディスカッションスクールを開いている教育のプロの方に力を借りながら、まずはこの夏からスタッフ向けにはじめます。正直、教育としての方向性でいくのか、ビジネスの方向性でいくのかも分かりませんが、まずはスタッフに体験してもらいます。そしてスタッフがその研修を受けることによって、それぞれが今よりももっとコミュニケーションをとれるようになってもらいたいと思っています。
自分自身、自発的に意見を言うタイプなので、いろんなことを挑戦させてもらっているのだと思います。なので、他のスタッフも「もっとこうしたかったな」という過去形で終わっているのはもったいないと思います。あれがしたい、これがしたいと自発的に発信していくことで、会社とマッチングさえすればやらせてもらえる土壌が、この会社にはあります。それに、言うのはタダですから(笑)。